ムツゴロウ動物王国の住人の日誌です


by mutsugoro-oukoku

名前…

 ナイトツアーが終わり、小腸炎でお腹を壊しているナポリタンマスチフのビアスを励ましながら、糖尿病で規則正しい食生活なので、決まった時間になると『お腹がすいた〜!』と催促をしながら騒ぐヘアレス犬のカムリに治療食を与えて家に戻ったのが午後の9時過ぎ…。慌てて夕食とお風呂を済ませて王国に戻って来たのが10時過ぎ…。只今、事務所の二階で日誌をもの凄く焦って書いているやまちゃんでした。
 本日中に間に合うのかどうか?
 まあ、裏技があるので気にはしていないけれども、なんとか明日の朝までには終わらせるつもりでいる。
 6月7日に生まれた3匹のヘアレス犬の仔犬たちは、ここまで順調に成長をしている。母親のムムコは予想通りのママぶりを発揮し、2ヶ月を過ぎた今は、時には仔犬たちと一緒になって大いに遊び、そのくせ遊びに夢中になり過ぎてテンションが上がりぎみの仔が現れると、きつく首筋を噛んで厳しく躾ける。そして歯が鋭く尖ってとても痛いはずなのに相変わらずオッパイも与え続けている。こちらが感心してしまう程の100点満点の母親である。
 最初はなぜかライバルのカーラや他の犬たちが仔犬に近づくと、唸り声をあげて守っていたが、スタミナが切れるまでは何でもかんでも楽しいやんちゃ盛りの仔犬になってしまった最近は、もう安心したのか?それともどうでもよくなってしまったのか?他の大人の犬たちと一緒に過ごす時間をジッと見守るようになった。
 うーん…。ちょっと仔犬のご飯と大人の犬たちのオシッコタイムなので、ヘアレス館に戻って来ます。時はまさに、リアルタイムで進行しているのである。(続きはまた後ほど、24hみたい…)
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 3匹の仔犬たちは見た目の姿は多少違うけれども、父親のラブラドールの『セン』の血を受け継いで、頭蓋骨や耳の形、今までのヘアレスたちとはちょっと違う、短めの足など体型も良く似ているのである。もちろん、母親のムムコの容姿もしっかりと持ってはいるが…。
 オスの一番大きな子は本当に綺麗なヘアレスで、少しおっとりとしていて立ち振る舞いがとても愛くるしいのである。この子は行く先が決まっているので、もうしばらくすると旅立ちの時を迎える。
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 もう一頭のオスは有毛で、誰が見てもラブラドールレトリーバーそのもので、明るく遊び好きで、呼ぶとすぐに元気にやって来る。こちらは只今、飼い主を募集中である。おそらくラブよりも小さいサイズになるだろうし、ヘアレスの持つ瞬発力も持ち合わせているものと考えられる。どんな犬になるのか?今後の成長が楽しみな子だ。
 動物王国5代目のヘアレス犬になる一番小さなメスは残すことに決めた。毎回、どんな子が生まれてくるまでわからないのがヘアレスたちで、それが楽しみの出産ではあるが、この子の時は少しビックリしたのを憶えている。
 ムムコが2頭目の子を産んだ時、鮮やかなピンク色の肌が見えたのでヘアレスだとすぐにわかった。濡れた羊膜を破ってまずは生きているかどうか?そしてすぐに雌雄の確認。待望の女の子である。体をタオルで丁寧に拭いてからどんな容姿なのかを改めて見てみる。第一子のツルツルのヘアレスのオスと違ってこの子は少し毛が生えている。頭に少し毛が残るなら、3月に亡くなった先代のクラウンや伯母にあたるキラのようなカッコイイ“ベッカムヘアー”を希望するのであるが、この子は確かに頭に毛が残ってはいるが、テッペンにはあまり生えてないのである。Jリーグ初期の頃に人気者であった“アルシンド”の頭にソックリなのだ。しかも女の子なのに…!我が子ながら将来に少し不安を抱いたのは言うまでもない。
 幸いにして2ヶ月を過ぎた今、母親に似た少し短めの毛が生え揃い、誰が見ても可愛い女の子に成長をしたと思う。たぶん…。パワフルなオスっ子2頭に囲まれたからか、性格が少しキツ目になっているようで、そちらの方の心配も…。まあ〜、たくさんの犬に囲まれての生活なので、その方がいいのかもと考えるようにしている。
 さて、残すとなれば名前を考えなくてはならない。アダム&イブに始まったヘアレスたち…。今度こそはもう少しメキシコやインカとかマヤとかヘアレスが多数生息する中南米がイメージされる名前を付けようかとも考えている。それがなかなか思い浮かばないのが現状である。女の子だし素敵な名前をと思えるし、母親のようにアダム似の女の子だからムムコと少し安易に付けるのも今回はヤメようとも考えている。
 さ〜て、どうしたものか?
 サボテン、テキーラ、マリアッチ、サルサ、カンクン、グアダラハラ…。
 ダメだ〜!今のところはいいのが浮かばない。
 今の状況では、変に悩んで四次元ポケットに迷い込みそうな雰囲気である。ゆっくり落ちついて、慎重に検討することが望ましいのに…。答えが見つからぬまま、時だけは過ぎて行くのである。
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 最近、怪しい人影を見つけると、ひとりで吠えているのは女の子だけである。伯父のジェロニモや伯母のピカが持つ、一番似て欲しくない性質をしっかりと受け継いでいるのか?頼むから、清楚で慎ましやかな雰囲気を醸し出す女の子になることを切に願う!              
                                                                                                     山本  和也
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by mutsugoro-oukoku | 2006-08-14 22:46